代表挨拶

ご挨拶

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社会資本の一つである公共構造物は、時代の変遷とともに「新設」の時代から「維持」が重要視されるように変化してきています。橋梁についていえば、新たな道路が完成することに伴い、継続的に増加してきましたが、老朽化に対する補修のほか、通行する車両の大型化へ対応した補強等による維持管理が、一層必要になってきています。加えて、地震をはじめとした自然災害への対応力も重要な課題です。 また、近年は、対症療法的な手法から転換し、「予防的」考えに基づいた効率的・効果的な補修を行い、機能を維持・向上させながら耐用年数を延長する「長寿命化」も考えられています。劣化の未来を予測するには、要因の特定とそれらの進行状況の把握、そして構造力学的な見地からの内部応力の「見える化」が必要となります。

 株式会社フルテックは、全国的に進行する橋梁等のインフラ構造物の劣化に対応することを目的として、富山県高岡市に生まれた会社です。これまで、北陸地方を中心とする環日本海側の塩害やASRの診断・対策、さらには、耐荷力診断や構造補強などに対応してまいりました。構造物の老朽化は様々な現象を引き起こし、その劣化原因は、ほとんどの場合、複合化しています。複合劣化した構造物を健全な状態に戻すためには、「劣化の序列」を見極める必要があります。
 株式会社フルテックでは、社会基盤工学系博士2名、修士2名、技術士6名、RCCM7名をはじめとした豊富な経験を持つスタッフにより、様々な視点からきめ細かな現地調査を行い健全度を定量化、補修設計や補強設計ならびに施工計画に反映しています。さらに、複合劣化橋梁の耐震補強設計を実施するなど、豊富な現場経験と学術的活動を基礎に、高度な技術の提供により、社会貢献してまいりたいと考えております。